先輩の声 interview

火力発電所内のバルブメンテナンスや非破壊検査の工事をする現場監督をしています。発電所は山口県内の他、岡山県内など他市県にも出向くこともあり、現場で合流する協力会社様と一緒に業務を行うようになります。入社して数ヶ月のため、まだ独り立ちできていない今は、常に先輩や上司と行動を共にし、指導してもらっています。職場の雰囲気も良いので、質問もしやすい環境が有難いですね。

他業種から飛び込んだため、覚えることが多々あり大変ですが、新しいことばかりなので刺激を受けながら、仕事をすることができています。想像していた内容よりも難しいと思う部分もありますが、その問題をクリアすると嬉しく思いますし、やる気にも繋がっています。

少しでも早く仕事を覚え、現場監督者として独り立ちすることでしょうか。そのために数多くの現場に出て経験を積むことが必要です。また、資格取得も必要なため勉強もしています。資格取得のバックアップがあるのも助かっています。

溶湯を型に鋳込みする前準備の仕事となります。図形に基づいた鋳造品になるように木型の模型を組み合わせていくのですが、複雑な形や細かい箇所もあるため出来上がりを想像しながら作業を進めています。また、不明点は、仲間と相談し合うことも大切にしています。1種類の鋳造品を作るには何種類もの木型模型を組み合わせたりすることもあります。

複雑な形状の鋳造品の造型を一人で組み立てた時の達成感ではないでしょうか。この時のやり切った感は、気持ちの良いものがあります。造型をすることは、想像性を働かせることも必要なため頭も使いますが、同時に一つの確認漏れがミスとなることもあります。完璧な鋳造品を作るための責任感もやりがいにはなっていますね。

ミスなく図面通りの鋳造品を作るための造型を作ることですね。小さなミスがひとつあれば製品になりません。そのために神経を使うことになりますが、作業に慣れてくるとポイントがわかってきます。そうすると、もっと難しい形状の造型にチャレンジしてみたいという気持ちも出てきますね。所持資格と受講した講習・研修を合わせると15種類以上ありますが、今後も資格取得には挑戦したいと思っています。

造型に溶湯を鋳込みをする業務をしています。私の業務は、日勤と夜勤の2交代で行っており、日勤はその日に操業するスクラップ合金を揃え、溶湯を入れる取鍋の準備をします。夜勤になると電気炉や高周波炉を使用し、日勤が準備したスクラップ合金を溶かして出鋼します。1,600℃以上の熱で溶かしますが出鋼する前には必ず溶けた合金の成分分析をし、鋳込みをしてよい品質かどうかを見極めます。チームでする内容のため、各自が担当業務を行いながらもお互いにフォローし合っています。

私の業務は、スクラップ合金を溶かして出鋼し鋳込みする流れですが、高温になれば合金が溶けるわけでもありません。順調に溶けない時の対処方法や成分分析結果を見て適宜、必要な成分を追加するなど常に見極めが必要です。数値で見てデータを元に経験と知識で判断をすることの繰り返しとなります。入社後すぐにできる仕事ではないからこそ、関わった製品が思い通りに仕上がった時は本当に嬉しいですね。『職人』として、仕事をしている実感が湧きます。

技術と知識を後輩に教え、伝えていくことです。私も先輩から教えてもらい、一人前になることができました。データだけで出来る仕事ではないため、持っている知識を伝えていくことが私の役目だと思っています。また私自身も、より高品質な製品ができるように技術力の向上をすることが必要と思っています。息子にいつまでも「カッコいいお父さん」の姿を見て欲しいですしね。

木型の管理や修理の他、伝票などの事務処理を行っています。木型は、図面を基に製作しますが外注することもあるため、その際の発注作業、その他、木型の保存全般業務や必要に応じて修理を行うこともあります。木型は大小様々で大きさによっては人では持ち運びができないため、クレーンを使用することもあり、その操縦も行っています。

未経験で入社をしましたが、1年半経った今では図面を理解できるようになりました。子育てしながらでも社員として仕事を任せてくれる会社の姿勢が嬉しく、それがやりがいになっています。

図面を正確に理解できるようになり、現場で指示ができる様になりたいと思い、図面の勉強を日々行っています。実践で学んでいるため、不明点は先輩に教えてもらっています。優しく丁寧に指導してくれるので、働きやすいと思います。